明日からトラック運転手の時間外労働規制が強化されることで輸送力不足が懸念される物流の2024年問題が現実になりつつある。そこで視聴者に「「翌日配送ナシ」や「送料UP」であなたの宅配利用は?」と質問。佐川急便は、明日から宅配運賃を平均7%値上げ。日本郵便はゆうパックの一部地域の配達日数を変更。メルカリでは置き配専用サービスを開始し、再配達削減しようとしている。ZOZOTOWNは、ゆっくり配送を利用でポイントが付与される。このように物流業界が動いているのかについて、トラック運転手の時間外労働の規制が始まるから。現状は規制がなかったが、明日からは年間960時間の制限ができる。これにより労働時間が短くなりモノが運べなくなる可能性もあるという。規制をかけるのは、トラック運転手に居眠り運転について聞いたところ、よくある・時々ある合わせて4割近くがあると回答。また脳・心臓疾患の労災支給決定件数上位5業種の中でも、道路貨物輸送業がダントツで多い。このような状況を改善する為にも時間外労働に制限をかけようとしている。一方で賃金低下により離職者が増えるという懸念もある。専門家によると、賃金を上げるには生産性を上げる必要があるという。コストの価格転嫁を消費者が負担していくことが必要だという。