先月、銅線の窃盗被害にあった千葉・香取市の太陽光発電所。さらなる被害を防ぐため、太陽光発電の関連事業を手がけるグッドフェローズ・長尾泰広社長が、開発したばかりの新たな対策を持ってきた。登場したのは、鉄板でできたプロテクターという製品。厚さおよそ2ミリほどで銅線のケーブルのまわりを覆っていく。金属用のハサミなどでも切れない厚さで、通常の工具では外せない特殊な留め方がポイント。価格は小規模な発電所の場合50万円ほどからで、7月からの本格販売を目指す。拡大する銅線の窃盗による被害。今後は自治体などとも連携し防犯のためのさらなる対策を進めたいとしている。