広島・神石高原町は人口7000人あまりの小さな町で去年唯一の助産院がオープンした。設立当初からiCTGが活用されている。機器を開発したのは高松市にある香川大学発のベンチャー企業だった。香川大学県内では1970年代に妊婦や新生児が亡くなる割合が全国ワースト5が続いた。年間約1万人が誕生するブータンには産婦人科医がわずか15人しかいない。医師がいない村では機器がなくてはならない存在となっている。徳田さんたちは次世代の人材育成にも力を入れている。首都にある大学の看護学部では日本の遠隔医療を学ぶ授業もはじまった。
