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「旧香川県立体育館」 のテレビ露出情報

まるで船を思わせるような曲線的なデザインの「旧香川県立体育館」。世界的な建築家・丹下健三氏が設計し、1964年に建設された。特徴的な形から「船の体育館」と呼ばれ長年親しまれてきたが、県は10億円の公費をかけて解体を決定した。一方、民間団体は建物の保存を訴えている。こうした声はアメリカの名門「ハーバード大学大学院」や「ニューヨーク近代美術館」からもあった。20世紀の建築遺産の保存活動を行う国際学術組織は県を訪れ再考を求めた。戦後の日本を代表する建築家・丹下健三は東京都庁舎・平和公園を設計し、1964年には東京オリンピックに合わせて建てられた「国立代々木競技場」は世界的に高く評価されている。代々木競技場と同じ年に建てられたのが船の体育館で屋根をケーブルでつり上げ、柱のない広い空間を実現していた。文化的価値が高いとされる一方で、2014年には耐震性を理由に閉館。利活用の方策も検討したが、実現には至らず県は解体することを決めた。高松市に住む建築家の長田慶太さんは体育館の保存を訴えている。長田さんは複数の企業の支援などを受けて、民間団体「旧香川県立体育館再生委員会」を設立し体育館を再生する計画を県に提出した。県から建物・土地を買い取り、宿泊施設として整備する案で年間約1~3億円の営業利益を見込めるとしている。初期投資30~60億円についてはすでに「調達目処も立っている」という。つまり県は解体費用の10億円を負担せず、むしろ売却益が得られるという計画である。香川県・池田豊人知事は「先延ばしすることはできない」とのことだがその理由は体育館前の道路が地震発生時の緊急輸送路になっているためだという。これに対し長田さんらは「専門家による”建物の倒壊などの懸念はない”」などとする評価書を県に提出したが、池田豊人知事は「南海トラフ級の地震において倒壊の可能性は高い」とのことだった。長田さんらは県に対し”対話の場”を設けるよう強く求めている。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年8月26日放送 23:00 - 0:01 TBS
news23newspot Today
香川県が解体を決めている旧香川県体育館の通称”船の体育館”について、建物の活用を目指す民間団体が会見を開き県に対し解体の手続きを止めた上で協議に応じるよう求めた。世界的建築家・丹下健三氏が設計した船の体育館は、文化的価値が高いと評価される一方で耐震性を理由に2014年に閉館となった。民間団体はあさって県の教育委員会との協議を求めていて、それと並行し解体工事の[…続きを読む]

2025年8月25日放送 14:05 - 14:50 NHK総合
列島ニュース高松局 昼のニュース
DOCOMOMO日本支部・鯵坂徹代表は県教育委員会を訪れ、池田知事や教育長に宛てた要望書を県職員に手渡した。要望書では県が解体手続きを進めている「旧県立体育館」について、2014年にDOCOMOMOの当時の会長が視察した際、”丹下健三の構造的特徴が表れた世界に誇れる宝”と評価したことや”県内の今後の世界的文化遺産の評価にも大きな影響が生じるのではないか心配”[…続きを読む]

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