山本さんの注目はニュージランド中銀の政策金利発表。山本さんは「小さい国だが、今回は5.5%の据え置きが市場予想。一部では利上げ予想が出ている。ニュージランド中銀も将来の政策金利は5.7%まで上がる予想を出している。ニュージーランドではインフレ率が高止まりしていて直近で4.7%。他の国に比べインフレ目標への回帰が遅い。昨年10月の選挙で誕生した新政権が雇用とインフレ目標だったものをインフレだけにした。ニュージーランドは全体的な流れとして利下げ期待が後退している。ニュージーランドが利上げとなるとアメリカもそっちにいくのではと、アメリカの金利上昇、ドル高の可能性が出てくるので注目」などと述べた。日経平均最高値更新について木野内さんは「今週に入って毎日CME日経平均先物よりも東京時間になると上値が重くなる傾向が続いている。明日は月末、月末に向けて日経平均がおして底をつけるという傾向がある。東京市場では信託銀行が売り越しの主体。年金なんかは資産ウェートを決めている投資家の手口だと思うが、25%という日本株のウェートを決めていると時価が上がると、その分落とさなければいけないという動きが月末に集中しやすいということだと思う。足元は押し目の時期かもしれない。来週はSQ週。SQ週に円安になることが多い。足元ではもたもたしているが来週以降上昇のピッチが早まることを期待したい。年度末になるともっと月末安がもっと強く出る3月末、4月の頭ぐらいが大きな押し目かもしれない」などと述べた。