香港中心部のビクトリア公園では中国の特産品を紹介するイベントが5日間にわたって開かれている。実はこの場所は天安門事件の犠牲者を長年追悼してきた場所。中国・北京で民主化を求める学生らの運動が武力で鎮圧され、大勢の死傷者が出た天安門事件からきょうで35年。中国本土で事件について公に語ることがタブー視される一方、一国二制度の下で自由が認められてきた香港では、6月4日の夜に大勢の人が集まってろうそくの火を灯し犠牲者を弔った。しかし5年前の開催を最後に当局の締めつけなどによって集会は開かれなくなった。
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.