東京・板橋区のマンションで、家賃の大幅値上げをめぐりオーナー側と住民がトラブルになっている。オーナーが中国人に代わり、2.5倍を超える値上げを通告。住民は値上げを拒否する内容証明を送るなどしたが何の返信もない。さらに無届けで民泊が行われ、エレベーターが止められた。住民は管理費を支払っているが、ゴミ出しや清掃を自ら行っている。今回のトラブルで20世帯のうち5世帯がすでに退去。来月には4世帯が引っ越し予定。高齢の住民にとって引っ越しは大きな負担となる。マンションを所有する会社の代表とされる中国人は、名義を貸しているだけで事実上のオーナーは別の中国人だと話した。中国人オーナーは値上げを撤回し、エレベーターも再開し、民泊もやめると話した。