次の衆議院解散総選挙。衆議院の小選挙区は当選できるのは1人だけ、野党がそれぞれ擁立すれば分散してしまい与党候補が有利になりかねない野党候補を一本化すべきという声が、野党第一党の立憲民主党から上がっている。一昨年の衆院選では5つの野党が213/289小選挙区で一本化した。日本維新の会は加わらなかった。結果は59勝で勝率28%。立民は開選前から議席を減らした。接戦で敗れた小選挙区もあり、一本化していなければもっと議席を減らしていたのではという見方も。次の衆院選、立憲民主党の泉代表は、旧民主党の流れをくむ国民民主党と関係を深めたいと話している。立民・国民両党は、連合の支援を受けており、連合は両党の候補者の一本化を後押ししたいため、立憲民主党はそれをてこに調整を進めたい。その上で立憲民主党は、共産党やれいわ新選組ともできるだけ候補者調整したい。立憲民主党は、中道支持層を獲得したい、共産党とは一定の距離を保ちたいという本音もある。国民民主党は共産党とは考えが異なる。連合も共産党との共闘に反対している。共産党は、本気の共闘が必要と、政策合意の締結を求めている。れいわ新選組は、立憲民主党の出方を見極めたいとしている。維新の目標は、野党第一党で、全小選挙区に擁立する方針。馬場代表は、立憲民主党との連携は、未来永劫ないとしている。維新を第2自民党と例え、自民と政権を争うとしている。現在衆議院の議席数は与党293野党159。