- 出演者
- 山本隆弥 中谷しのぶ 足立夏保 澤麻美
オープニング映像と挨拶。
おととい、口火が切られた東京都知事選挙。現職・小池百合子氏は「首都防衛」、広島県安芸高田市の前市長・石丸伸二氏は「政治屋の一掃」、元航空幕僚長・田母神俊雄氏は「結果を出す政治」、前参議院議員・蓮舫氏は「若者の手取りを増やす」をそれぞれ実現を目指す政策として掲げる。選挙ポスターを貼るために用意された掲示板は48人分の枠だったが、過去最多56人が立候補しており、枠の外にまでポスターが貼られる異常な状態となっている。
東京都知事選挙告示日の深夜、都庁周辺を歩く候補者の男性。掲示板に貼られた、ほぼ裸状態のポスターを撤去。警視庁が都の迷惑防止条例違反にあたるとして、この候補者に警告を行ったという。また、別の掲示板では、猫のポスターがずらりと並んでいた。前代未聞の事態を引き起こしたのは、政治団体「NHKから国民を守る党」の立花党首。自身は都知事選に立候補していないが、NHK党として24人の候補者を擁立。NHK党に2万5千円以上の寄付金を納めると、最大24枚好きなポスターを貼ることができるという。これまでに約650万円の寄付金が集まり、1000か所ほどの掲示板が販売された。総務省は掲示板の販売行為に禁止規定はないとしている一方で、候補者以外は使用できないという認識を示した。都知事選立候補者の一覧。来月7日投票、即日開票される。
山崎怜奈ら出演者によるスタジオトーク。山崎怜奈は「選挙を使ったインプレッションビジネスのような格好にならないためには、どういった対策が今後とられていくのかっていうのをお聞きしたいですね」などと話した。
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与野党が激しい攻防を繰り広げた国会が、事実上閉幕した。きのう会見を行った岸田総理。記者から自民党総裁選に出馬するか問われると、「先送りできない課題に取り組み、仕事において結果を出すこと。これ以外については考えていない」と述べた。しかし、総裁選を巡っては、自民党内から岸田総理以外の候補を推す声が。
今週、3年ぶりに行われた党首討論。立憲民主党・泉代表は、岸田総理に物価高対策をただした。この時、岸田総理は明確に答えなかったが、きのうの会見で一転、「酷暑乗り切り緊急支援として、8月分、9月分、10月分、3か月について電気ガス料金補助を行う」と述べた。また、ガソリン価格を抑えるための補助金を年内に限り継続することなどを明らかにした。今国会の最大の焦点だった自民党派閥の裏金事件を受けた改正政治資金規正法。水曜日、参院本会議で与党(自民党、公明党)などの賛成多数で可決成立した。改正法には、裏金事件の再発防止策として、議員本人の罰則強化に加え、パーティー券購入者の公開基準を20万円超から5万円超に引き下げること、政策活動費の領収書を10年後に公開することなどが盛り込まれた。しかし野党は、抜本的な改革には程遠いと追及。岸田総理は「政治にはコストがかかる」と改めて主張した。
政治にかかるカネについて、女性問題で議員辞職した宮沢博行氏(自民党・前衆院議員)に聞く。宮沢氏は裏金事件を巡り、所属していた安倍派から口止めされていたことを暴露し、注目された。
規正法の改正を巡って、日本維新の会は異例の対応。岸田総理と調査研究広報滞在費(旧文通費)の見直しなどについて合意し、衆議院では賛成したが、参議院で反対した。しかし、これには与党公明党・山口代表が苦言。
おととい、立憲民主党は岸田内閣に対する不信任決議案を提出。与党などの反対多数で否決された。あす、国会は閉会する。今後の焦点は9月の自民党総裁選に移る。自民党総裁選を巡っては「ポスト岸田」へ向けた動きも活発に。次の総裁になる意欲を隠さない自民党・茂木幹事長は、若手中堅議員の会合で講演。菅前総理とも会談した。一方、安倍派の中堅若手議員も会合を開くなど、今後の動きが注目される。
今月から始まる定額減税(改正所得税法など)、2026年度から段階的に徴収する子ども子育て支援金(改正子ども、子育て支援法など)、共同親権(改正民法)、外国人の人材を確保するための「育成就労制度」(改正入管法など)も今国会で成立している。今週水曜日、日本版DBS(こども性暴力防止法)が参議院本会議で全会一致で可決され、成立した。英国の制度を参考にしていて、子どもを性暴力から守るために学校、保育所、幼稚園などで職員の性犯罪歴の確認を義務づける制度。前科が確認された場合は、10年または20年、子どもと接する業務に就けなくなる。学習塾やスポーツクラブなどは義務の対象外。
まもなく山開きを迎える富士山五合目に、今週、ゲートが設置された。山梨県側の吉田ルートの五合目から山本キャスターのリポート。富士山もオーバーツーリズムが問題になっていて、来月から入山の規制と通行料の徴収が始まる。
世界遺産・富士山もオーバーツーリズムが問題になっていて、来月から入山の規制と通行料の徴収が始まる。なぜこういうことになったのか、実態を取材。山小屋の準備をするため入山する、日の出館オーナー・中村修さんに同行。江戸時代創業の山小屋「日の出館」。中村さんが7代目のオーナー。10日後の山開きまで泊まり込み、1日最大100人を受け入れる準備を進めるという。富士山入山者の約6割が通る、山梨・富士吉田市の五合目入り口地点。山梨県はここにゲートを設置し、入山規制をかける。そして来月から通行料として1人2000円を徴収。入山できる人数もオンラインでの事前予約と当日券を合わせて1日4000人まで制限することに。水曜日、山梨県・長崎幸太郎知事みずからが登山者役を務め、リハーサルが行われた。事前予約では発行された二次元コードを機械で読み取り、通行証となるリストバンドを受け取る。リストバンドは不正ができないように、毎日色を変える予定。さらに門限を決めて、午後4時〜午前3時の間は通行禁止に。この規制の念頭にあったのが、日本一の高さから見るご来光を目指し、夜通しで一気に山頂を目指す弾丸登山。コロナが明けてからは東南アジアなどからのツアーに弾丸登山が組み込まれた弾丸ツアーも急増しているという。
山梨県と静岡県にまたがる富士山。静岡県側では、登山者にオンラインでの事前登録を呼びかけるが、任意のお願いベース。時間や人数の規制も設けない。規制のない静岡県側に登山客が集中してしまうのではと、不安の声も上がっている。静岡県は、ことしの入山状況次第で今後の対応を考えていくとしている。今週、山梨県・長崎幸太郎知事は、富士山に迫る危機的状況について訴えた。
まもなく山開きを迎える富士山五合目に、今週、ゲートが設置された。山梨県側の吉田ルートの五合目から山本キャスターのリポート。設置されたゲートを紹介。隣には「やめよう弾丸登山」という看板が設置されている。富士山の登山者数は今後も増加傾向にあり、初めて規制が設けられた。
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福岡・北九州市の現在の様子を中継した後、気象情報を伝えた。きのう関東甲信・東海・近畿の梅雨入りが発表された。平年より2週間ほど遅い。沖縄はおととい梅雨明けした。きょうは日本海側中心に大雨に警戒。西日本は熱帯夜となりそうで夜間の熱中症にも注意を呼びかけた。
全国の週間天気予報を伝えた。
天皇皇后両陛下がきょうから8日間の日程で英国を訪問される。英国・ロンドンのバッキンガム宮殿に向かう通りには両国の国旗が掲げられている。国賓としての訪英は昭和天皇、上皇さまにつぎ3回目。最終日には留学したオックスフォードを訪問。両陛下は羽田空港を出発、今月29日に帰国予定。コロナ禍で延期となっていてようやく実現した。関西学院大学特別客員教授・小西美穂さんは「英国も歓迎ムードで嬉しい。陛下とチャールズ国王は親しいので楽しみにしている」などとコメント。
ウェークアップの番組宣伝。能登半島地震から、半年。
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