今週、3年ぶりに行われた党首討論。立憲民主党・泉代表は、岸田総理に物価高対策をただした。この時、岸田総理は明確に答えなかったが、きのうの会見で一転、「酷暑乗り切り緊急支援として、8月分、9月分、10月分、3か月について電気ガス料金補助を行う」と述べた。また、ガソリン価格を抑えるための補助金を年内に限り継続することなどを明らかにした。今国会の最大の焦点だった自民党派閥の裏金事件を受けた改正政治資金規正法。水曜日、参院本会議で与党(自民党、公明党)などの賛成多数で可決成立した。改正法には、裏金事件の再発防止策として、議員本人の罰則強化に加え、パーティー券購入者の公開基準を20万円超から5万円超に引き下げること、政策活動費の領収書を10年後に公開することなどが盛り込まれた。しかし野党は、抜本的な改革には程遠いと追及。岸田総理は「政治にはコストがかかる」と改めて主張した。
規正法の改正を巡って、日本維新の会は異例の対応。岸田総理と調査研究広報滞在費(旧文通費)の見直しなどについて合意し、衆議院では賛成したが、参議院で反対した。しかし、これには与党公明党・山口代表が苦言。
おととい、立憲民主党は岸田内閣に対する不信任決議案を提出。与党などの反対多数で否決された。あす、国会は閉会する。今後の焦点は9月の自民党総裁選に移る。自民党総裁選を巡っては「ポスト岸田」へ向けた動きも活発に。次の総裁になる意欲を隠さない自民党・茂木幹事長は、若手中堅議員の会合で講演。菅前総理とも会談した。一方、安倍派の中堅若手議員も会合を開くなど、今後の動きが注目される。
規正法の改正を巡って、日本維新の会は異例の対応。岸田総理と調査研究広報滞在費(旧文通費)の見直しなどについて合意し、衆議院では賛成したが、参議院で反対した。しかし、これには与党公明党・山口代表が苦言。
おととい、立憲民主党は岸田内閣に対する不信任決議案を提出。与党などの反対多数で否決された。あす、国会は閉会する。今後の焦点は9月の自民党総裁選に移る。自民党総裁選を巡っては「ポスト岸田」へ向けた動きも活発に。次の総裁になる意欲を隠さない自民党・茂木幹事長は、若手中堅議員の会合で講演。菅前総理とも会談した。一方、安倍派の中堅若手議員も会合を開くなど、今後の動きが注目される。