伊豆の長八こと入江長八は、文化12(1815年)、伊豆国松崎村明地に生まれる。松崎村は冬になると駿河湾から強風が吹き込んでくるため、壁や屋根の養生のために村には多くの左官職人がいた。12歳のときに村の棟梁・関仁助に弟子入し左官職人となる。19歳の頃江戸に向かう。日本橋の左官棟梁・波江野亀次郎に弟子入りし、左官の腕を磨きながらも、狩野派の絵師・喜多武清に弟子入りした。左官仕事の基本は壁を平らにしつらえること。しかし長八の人生はそこから大いに飛躍していく。
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