富山県・高岡市の雨晴海岸では今朝、富山湾の向こうに立山連峰を望む景色が徐々に明るくなり、海面から「けあらし」が立ち上り始めた。そして午前7時前、山の稜線から日が昇るとけあらしが黄金色に輝き幻想的な風景を作り出した。けあらしは海面からたちのぼる水蒸気が冷たい空気に触れて霧のように見える現象で、初冬のこの季節、晴れて冷え込んだ朝にだけ見ることができる。けさの富山県内は各地で今シーズン1番の冷え込みとなり冬近しを感じさせた。
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