2000年、松阪市の古墳で船形埴輪が見つかった。埴輪は王の権力を象徴するもの、王の御魂をあの世へと運ぶ乗り物と言われてきた。他にも約100点をこえる埴輪も出土。保渡田八幡塚古墳でも埴輪が見つかっていて、5世紀の終わり頃、榛名山で噴火が発生。火山灰は古墳に配置されていた埴輪などを飲み込んだ。その状態で出土し、若狭徹氏は「王が生前に行っていた祭事、儀礼などの場面が絵巻物みたいに一体化したものと考える」と分析する。
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