事実上国のトップを決める9月の自民党総裁選挙に河野デジタル大臣が立候補することを正式に表明した。その上で河野氏は世界の形を議論する総裁選にしなければならないと述べ、外交や安全保障分野で日本が世界をリードすべきだと強調した。また、原発について「リプレースも選択肢としてある」と指摘した。河野氏は当選9回の61歳で自民党で唯一残っている麻生派に所属し、これまでに外務大臣や防衛大臣などを歴任した。総裁選をめぐっては小林前経済安全保障担当大臣や石破元幹事長が立候補を正式に表明しているほか、茂木幹事長や小泉元環境大臣、高市経済安全保障担当大臣などが立候補に意欲を示している。