高市経済安保相が午後、自民党総裁選への立候補を表明した。高市経済安保相は、「日本をもう一度、世界のてっぺんに押し上げたい」などと述べた。高市氏は、「サナエあれば、憂いなし」とのキャッチフレーズを背負い、会見に臨んだ。高市氏の立候補は前回2021年に続き2回目で、党内保守派の最大の受け皿として「総合的な国力の強化が必要だ」と訴えた。また、高市氏は「令和の省庁再編に挑戦する」と述べ、情報機関の司令塔として「内閣情報局」と、関係閣僚らによる「内閣情報会議」の設置を掲げた。さらに、政治とカネを巡っては「会計・財務の専門家の力も借りて、使いみちの公平性と公正性を担保できる仕組みを作る」と述べた。この他、選択的夫婦別姓については、今日の会見であらためて慎重な立場を示した。小泉元環境相は、賛成の立場を示していて、「選択的夫婦別姓で、名字が変わる、そういったことによって家族が崩壊するのは、私はそれは当たらないのではないか」などとしている。