TBSスペシャルコメンテーター・星浩の解説。自民党総裁選には9人が立候補。1回目の投票は国会議員票、党員党友票の合計で争われる。結果、高市早苗氏181票、石破茂氏154票を獲得。しかしいずれも過半数368票にはを届かず、決選投票となった。決選投票の結果、石破茂氏215票(国会議員票189票、都道府県票26票)を獲得。5度目の総裁選で悲願の新総裁となった。今回の総裁選挙は派閥解消、派閥なき選挙と言われて来たが、実際は総裁選終盤には重鎮詣でが行われた。石破茂氏も派閥、グループトップに直接会いに行き、総裁選での支援を求めた。決選投票で石破茂氏には一部の安倍派、旧岸田派47人、二階派38人、麻生派の一部の票が入った。高市早苗氏には一部の安倍派と麻生派、無派閥議員の票が入った。麻生派に所属する鈴木俊一議員などの穏健派は石破氏に投票。立憲民主党・辻元清美参院議員は、派閥回帰というか石破さんだけでなく進次郎さんとか、キングメーカー的な人に挨拶に行っている、やっぱり自民党は変わらないのかなという印象を持ったとコメント。