きょうの東京外国為替市場は自民党総裁選挙の結果を受けて円高が急速に進んだ。日銀の利上げに対して慎重な発言をしていた高市氏が石破氏とともに決選投票に進んだことで、一時円安が進んだが、石破氏が新しい総裁に選ばれると円相場はそれまでとは反対に一気に円高方向に進んでいる。市場関係者は「石破氏が今後、財政金融政策や金融所得への課税などについて具体的にどのような考え方を打ち出すかが次の注目点となっている」と話している。東京株式市場では午後3時に取り引きが終わったが、この時間も取り引きが行われている日経平均の先物取引では大幅に値下がりしている。