石破茂総裁選勝利について。1回目の投票結果。上位2人に小泉が入らなかったのが大きなポイント。党員票での伸びがなかった。大きな原因は進次郎の発言が軽はずみ。選択的夫婦別姓が自民党の人たちに不評を買ったと思う。高市の議員票が予想より20〜30多い。逆に小林鷹之や河野太郎の票も10票ほど少なかった。その分が動いたのは、麻生副総裁が高市に指示を出したことが大きかった。加藤勝信が16票。推薦人20人で名前を公表しながら投票しない人が4人いた。これはおそらく自民党総裁選史上初めてのこと。2回目の決選投票の結果では、高市でほぼ決まりかと思われていた中で石破になった。石破にいった票が1回目で石破自身が獲得した票。そして小泉進次郎が獲得した票などが乗っていて、そして岸田派の票を足し算しても150票くらい。だから40数表がなぜ動いたのか。高市にすると危ない、もし高市になったら自民党がつぶれ日本は沈没する。外交関係で靖国神社に参拝すると公言している。日韓関係、日米関係など外交への不安。もう1つは衆院選で高市で勝てるのかというところ。立憲・野田代表が狙っている穏健な保守や野党の支持層は高市から逃げてしまう。そう考えた人がおそらく50人近く石破に入れたのだろう。