石破茂(67)が自民党新総裁に選出された。逆転負けを喫した高市早苗氏は、自分の力不足だったなどとし、小泉進次郎氏は、結果がすべてであり、その結果において自分に足りないことがあったのは事実などとした。石破氏は、あす、第102代首相に指名される見通し。1986年に当時最年少の29歳で衆院選挙に初当選。地元・鳥取県では、ドラゴンボール・魔人ブウのコスプレを披露したこともある。アニメ、アイドル、鉄道が好きというオタクの一面もある。石破新総裁を支えたのは慶応大学時代の同級生でもある妻・佳子さん。あすの組閣に向けて人事の調整が進んでいる。幹事長(内定)に森山裕総務会長、鈴木俊一財務相は総務会長に、選対委員長に小泉進次郎元環境相などの起用が固まった。田崎史郎は、選挙で勝つために、小泉氏を自民党の顔の一人にしたなどとした。総選挙は、来月9日に衆院解散、15日公示、27日投開票で最終調整に入った。高市氏が総務会長を固辞するなど、党内の不和もくすぶっている。