高市氏がどのような政策をとっていくのか、これまでの発言から見ていく。まず物価高対策・経済については、ガソリン税の暫定税率を廃止して所得税の“年収の壁”の引き上げなどをあげている。財源については「赤字国債の増発もやむなしと考えている」、消費税については「放棄するものではないがすぐに対応できるものを優先」とのこと。外国人の政策ではこれまでに不法滞在者対策や土地取得規制を検討などを訴えていたが「美しい国土を外国製の太陽光パネルで埋め尽くすことは猛反対」と発言している。外交・安全保障ではスパイ防止法の着手や国家情報局の設置を目指すとしている。靖国参拝については「どのように慰霊するか適時適切に判断する。絶対に外交問題にされるべきことではない」と発言している。憲法については自衛隊の明記を主張していて「安倍元総理から残された宿題がある。憲法改正を必ずやり遂げよう」と改正に強い意欲を示している。千々岩森生・モンゴメリー花子は主な政治日程などについて話していった。今月中旬には臨時国会が開かれ高市氏が総理大臣に選出される見通しとなる。