田崎さんは政治とカネについて、「高市さんとしてはけじめはつけたという風にはっきりしたお考えを今日示してましたね」と話し、伊藤さんは「国民の気持ちとしては納得はまだできてないのではと思う。維新との間で企業団体献金に関してもどうするのかというのはしっかり踏み込んで頂く。それができるのなら次に向けて二度とこういうふうに起きないようにすると高市さん仰ってましたけど、そういう道筋も見えるんですけど、そこに踏み込んでないので、どうなのかなと思いました」と述べた。パックンは「今日の論戦で一番注目してたのは、少数与党ですから野党から色々厳しく追求してくるのかなと思ったんですけど、外交の首脳対談終わって支持率も80%オーバーと、小泉政権以降で。ちょっと遠慮してるようにも見えるんですよね。少数与党だから弱いはずなんですけど、世論的には強いから論戦は世論戦でもあってちょっと野田代表も言葉選んでるようにも見えましたね」とコメントし、田崎さんは「世論調査で支持率が高いと、批判しても逆に批判されてしまうんじゃないかとか、やっぱり世論調査は重みがありますよね。だからちょっと追求が鈍った可能性はありますね」と答えた。また伊藤さんは「高市さん自身がどういうつもりで成長戦略を描いているのか。物価高対策を出すのはいいんですよ。でもそうすることによって財政に対する不信感が募ってくると円安になってきますよね。それは物価高ってことにもなるので。バランスをどうするのかを考えて頂かないと」と述べた。
