日焼け止めを塗って出かけたら、湿疹が広がったという女性がいた。敏感肌用の日焼け止めで、アレルギーテストも済んでいた。医師に話を聞いてみると、「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」という紫外線吸収剤によって起きた光アレルギーの可能性があるとのこと。紫外線吸収剤の一部は皮膚の中に入っていく。皮膚に入った紫外線吸収剤に紫外線が吸収されると、免疫細胞が異物と判断して攻撃をする。これが痒みや湿疹を引き起こす。大抵の人は大丈夫だが、一部の人にこのアレルギー症状が起きる。心配な人は病院に使いたい日焼け止めを持参してパッチテストを受けると良い。