鎌倉市の海岸では蓄積された離岸流のデータを素にAIカメラで離岸流を検知し警告を出している。AIの的中率は8割で、早期発見をしやすくなったことでライフガードの役に立っている。海水浴場での溺死事故の死因は離岸流が最も多く、AIで検知後に職員が状況を見定めて離れるよう促す事で離岸流による水難事故が半分に減少した。AIカメラで離岸流を検知するシステムは全国5箇所の海水浴場で稼働していて、アプリを使えば一般の人も確認ができる。水難事故は海が最も多いがプールでも死亡事故は発生しており5日には高知市で小学4年生の男児が水泳の授業中の事故で亡くなった。プールでも国内初のAIカメラが利用され、頭の浮き沈み等の溺れている人の特徴を検知して警告するシステムが導入された事で、人の感性だけに頼らないチェックが可能になった。