M8.0以上の地震が発生した場合は巨大地震警戒、M7.0以上M8.0未満の地震が発生した場合は巨大地震注意を出すことになっている。注意が出された場合は備えを再確認する。今回、津波が到達する一部の海水浴場が遊泳禁止になり、新幹線は一部区間で徐行運転になった。高知県ではよさこい祭りを開催したが、参加者に避難マップを配るなどの対策がとられた。巨大地震警戒が出されたら、津波避難が間に合わない場合事前避難をするところも出てくる。巨大地震注意は普段の約0.1倍程度の数倍確率が高まった、巨大地震警戒は100倍確率が高まったことを示している。巨大地震注意は社会的な影響を考えて1週間で解除することになった。先月の日向灘の地震では長周期地震動が観測された。長周期地震動は遠くまで伝わりやすく、東日本大震災では大阪市でも長周期地震動で事故が発生した。長周期地震動も4つに階級分けされている。2016年に熊本地震では余震への注意を呼びかけていたら後の方が大きな地震が発生したため、余震の言い方をやめて同程度の揺れに注意という言い方になった。