生体販売をやめたペットショップをを訪れると猫がいた。ここにいる猫たちは全部保護猫だという。わんこの販売エリアとして使用していたスペースを保護猫と里親が出会う場所「OUEN space」に改築した。生体販売をやめることに寄って譲渡会に参加してくれた方など、応援してくれる人が増え、これまで以上にペット用品を購入してくれるようになった。2年後、高知県庁の薬務衛生課の女性職員が訪れ無意識に「これだけの人が来てるならうちの行政で管理してる子たちも譲渡が決まりやすいのかな」と呟いた。小動物管理センターでも保護犬を抱えているが譲渡数が伸び悩んでいた。すると前田さんは使ってない倉庫があるので、その子たちのために改装すると即決した。こうして出来たのが保護犬施設「OUEN」だった。毎日譲渡会を行うアシスト南国で、これまで譲渡された犬猫は約700匹。前田さんの思い入れのある1匹のわんこがいた。それがつーちゃんだった。つーちゃんはいま別の場所にいるという。