高血圧症の治療法の効果を示すデータが公表された。都内に住む70歳の高橋修一さんは、以前は最高血圧が150を超えることもあり、毎日血圧を下げる薬を服用している。3か月前に医師から処方された治療支援アプリを使用。入力情報はかかりつけの医師が確認することもできる。去年、国の承認を得たあと公的医療保険の対象となり、患者負担は月額2500円程度。全国の1000を超える医療機関で導入されている。アプリ開発会社が実際の患者550人を対象におこなった分析では、使用開始12週後の最高血圧は起床時で8.8、就寝前で8.5下がったことが確認されている。