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「魏志倭人伝」 のテレビ露出情報

「魏志倭人伝」によれば、当時の日本は「倭国」と呼ばれる小国の集合体で、それぞれに王が存在していたという。そうした王たちが共同で擁立したのが卑弥呼だった。時の権力者が女性である卑弥呼を擁立した理由を解き明かす手掛かりとなるのが、日本各地の遺跡から発見されている受傷痕のある人骨だ。こうした人骨からは当時の倭国が戦乱の只中にあったことを伺うことができる。当時の気候データはこの時代の日本列島が異常気象に見舞われていたことを示しており、こうした争いは食糧不足を原因としたものであると考えられている。こうした時代の中で、戦乱に対処するために小国の王たちは卑弥呼を頂点とする「邪馬台国連合」を西日本に結成したとみられ、互いに牽制しながら共存しようと考えていたという説が出ているのだ。箸墓古墳のような前方後円墳はこの「邪馬台国連合」のシンボル的なものであったとも言われている。
この説を元にすれば、卑弥呼は実権を持たない祭り上げられた存在に近いことになる。こうした立場で諸国の王を纏めるのは容易ならざることだったが、それに加えて宿敵・「狗奴国」の存在も卑弥呼を悩ませた。狗奴国は前方後方墳をシンボルとする勢力であったと言われているが、この前方後方墳の分布は東海から東北にかけて集中している。この狗奴国は鮮やかな色彩が特徴の「パレススタイル土器」など、独自の文化圏を形成していたとみられる強敵だった。この狗奴国に対抗するために卑弥呼が取ったのが「魏志倭人伝」にも記されているグローバル戦略だ。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年8月22日放送 13:05 - 13:55 NHK総合
BSスペシャルDigital Eye 新発見続々! 考古学×可視化テクノロジー
奈良県の平城宮から南西約6kmの富雄丸山古墳で2022年、形や大きさが国内初のだ龍文盾形銅鏡と東アジア最長2m35cmの蛇行剣が見つかった。富雄丸山古墳の航空レーザー測量をしたところ北東に造り出しという出っ張りが見つかり、掘り出したところ発見された。富雄丸山古墳は4世紀に築造された。1世紀には福岡県鹿野市まで出土した「漢委奴国王印」金印に関する記述があり、3[…続きを読む]

2024年7月30日放送 11:50 - 13:50 フジテレビ
ぽかぽか(オープニング)
ぽいぽいトークゲストの林修さんにちなみ「国数理社の知ってるへぇ」を発表した。岸本アナは「ベーコンでリラックス」と紹介、理科でベーコンを焼く音にはリラックス効果があるそうで周波数が人間の耳が理解できる上から下までを含んでいるということ。また四谷さんは「武田信玄はイモムシが苦手」栗田さんは「ひらがなで一番長いのはぬ」小杉さんは「卑弥呼の対するライバル組織のリーダ[…続きを読む]

2024年3月17日放送 21:00 - 21:50 NHK総合
NHKスペシャル古代史ミステリー 第1集 邪馬台国の謎に迫る
中国の歴史書「魏志倭人伝」にその名が登場する女王・卑弥呼。彼女が率いたとされている邪馬台国を巡っては未だ多くの謎が残っており、その位置さえ明らかになっていない。外交面では中国に使者を送って「親魏倭王」の称号を得た卑弥呼だが、その死後に台頭してきたヤマト王権とのつながりも謎に包まれている。
日本史上屈指の謎とされている「邪馬台国の位置」。江戸時代から多くの論[…続きを読む]

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