“卵の価格高騰”の原因となるのは過去最悪のペースで猛威を振るう“鳥インフルエンザ”。ことしの発生ペースは「エッグショック」といわれ卵不足を引き起こしたおととしに匹敵するペース。ことしの鳥インフルエンザの初確認は、おととしより10日以上早く、1例目は北海道で確認されている。農林水産省は都道府県の生産者などに衛生管理などの徹底を呼びかける緊急会議を初めて開催した。グラフ「東京の卵Mサイズの平均価格」(JA全農たまご調べ)を解説。卵の平均卸売価格はことし1月には1キロあたり180円だったが、今月はきょうの時点で280円と100円も上昇と商品の値上げに踏み切った。