自民党の総裁選挙を巡り、小泉進次郎元環境大臣が出馬する意向を周辺に伝えたことがわかった。小泉氏は、43歳の若さと高い知名度から刷新感をアピールできる存在として期待する声が出ていた。菅前総理大臣らが支援する方向。一方、菅前総理ときのう会談したのは、出馬するか「夏の間、考える」としている茂木敏充幹事長だった。これまで正式に立候補を表明したのは、小林鷹之前経済安全保障担当大臣だけだが、石破茂元幹事長は24日に地元の鳥取県で表明する方向で最終調整している。河野太郎デジタル大臣も26日に出馬会見を行う方向で調整に入った。また、出馬に意欲の上川陽子外務大臣は、きょう未明、訪問先のインドで記者団に思いを語った。自民党は来月12日に告示、27日投開票の日程を決めている。