外国人が絶賛する“母国メシ”を紹介。東京・池袋で中国出身のタオさんにオススメの母国メシを聞いてみると料理店じゃなくて本屋さんだった。お店があるのは池袋駅の西口を出て直ぐの場所にあるビルの2階だった。目的地に到着すると本がたくさん置いてあったが反対側は本格中華が並ぶフードコートがあり、ココがタオさんがオススメのお店「食府書苑」だという。中国の陝西省西安の郷土料理「ビャンビャン麺」や中国の広東省の「海老チョンファン」など中国大陸の料理が一度に楽しめる。タオさんのオススメは雲南省の伝統料理「汽鍋鶏」で具材は骨付きの鶏肉や生姜を煮詰め全て乾物だった。これを専用の蒸し器で6時間蒸すと蒸気と素材の水分で旨味や栄養たっぷりのスープが完成する。ほろほろになった鶏肉はタレをかけ、もやしやサンショウと一緒に叩くという。日本人の友達は「タレが濃厚で日本のポン酢が入った感じ」「サンショウと一緒になって独特の風味」などと話している。煮込んだ牛バラ肉と米の麺を鶏ガラベースのスープで頂く雲南省の麺料理は弾力がある牛肉に味が染み込み美味しいという。