山形県庄内地方の伝統的な特産品・干し柿を使った新たな商品がエナジーバー。開発した佐久間さんは大学で農業を学び、柿生産を引き継いだ。地元の農業を守るために高付加価値の特産品が必要と考えた。5年前地元のスタートアップ企業社長のデイビットさんと出会い、エナジーバーの開発を思いついた。未知の分野への挑戦だったが、仲間の柿農家さんが固くなった干し柿を格安で譲ってくれた。生産拠点は郊外の空き店舗で、初期投資を大きく抑えることができた。毎月6000個ほど生産し、首都圏などで販売を開始。海外卸とも商談中だという。