9区は戸塚から鶴見中継所への23.1kmで、序盤はアップダウンの連続で精神的な強さをも求められる復路の最長区間となる。続く最終10区は23.0km、舞台は神奈川から東京へと変わり上昇する気温やビル風がアンカーのペースを乱す。最後は中央通りの日本橋を駆け抜け大手町駅へと進み、217.1kmの戦いが決着する。フィニッシュの1km手前は国の重要文化財、全国の街道の起点である日本橋。現在日本橋川を中心とした街づくりと共に、開通から60年以上が経過した首都高を地下化し青空を取り戻す事業が進められている。フィニッシュ地点は読売新聞社前で、24回大会で銀座の読売新聞社が発着点となり、本社移転に伴い48回から大手町となった。90回から新社屋となり、箱根駅伝の歴史をつないでいる。9区の注目ランナーは中央大の吉居駿恭で、現在2年連続区間賞。最後の箱根は初の9区での起用となる。10区には前回7区で区間新記録を出した駒澤大の佐藤圭汰が待ち受ける。
