オーラルフレイルとは口の機能が衰えた状態のこと。むせる・食べこぼす、舌が回らない、口が乾く、あごの力が弱いなどの症状がある。放置すると心身機能の低下に繋がり、要介護リスクが2.4倍になる。オーラルフレイルを予防するためのアプリがある。食事の様子をスマートフォンで映し、唇や頬の動きなどをAIが解析する。最大5つの項目でかむ能力を評価してくれる。他には、歯磨き用品を扱うメーカーは利用者の発音を元に数値化するアプリ、菓子メーカーは噛む力で色が変わるガムを使って色で評価するアプリを開発している。対策には口の体操が効果的。口の周りや舌を鍛える「パタカラ体操」のゲームアプリも作られている。表示された文字をスピーディーに発音すると目の前の目標物を攻撃するためそのスコアを競う。このゲームアプリは現在開発中だという。森田茉里恵は「アプリで楽しく対策することや、定期的な検診もお願いします」とコメントした。