- 出演者
- 池田伸子 伊藤海彦 安藤結衣
オープニング映像。
日経平均株価は半導体銘柄を中心に一時1800円以上下落していたが、背景にはアメリカで景気減速への懸念が再燃していることがある。8月5日には令和のブラックマンデーとも呼ばれる大暴落が発生していたが、米国でも8月の製造業の景況感を示す指数は50を下回ると景気悪化とされる中で、47.2という数字だった。新規受注の数字も7月から低下する様子が見られ、業界からは「事業活動は顕著に原則」などの声も聞かれたという。これを受けダウ平均株価は一時780ドル超の下落となり、値への恐怖を示すVIX指数も約3週間ぶりに警戒感を示す水準まで上昇しているという。9月6日には焦点となる雇用統計が発表されるが、4日にはJOLTS求人件数、5日にも地区連銀経済報告・ISM非製造業景況指数が発表される。FRBのパウエル議長は金融政策を調整すると明言していることで利下げが織り込まれているが、詳細についてはデータ次第としていることから重要な局面を迎えている。
パリのスタジオと中継をつなぎ、陸上女子円盤投げ(車いす)で銀メダルを獲得した鬼谷慶子にインタビュー。鬼谷は「メダルが自分の首にかかっていることで実感が湧いてきてすごくうれしい」などと話した。
新・BS日本のうたを紹介。
災害と地形との関係について研究を進めている帝京平成大学の小森次郎准教授と多摩川から車で向かうこと20分。たどりついたのは川崎市にある丘陵を訪れた。多摩川はかつて場所を変えて流れていて数万年かけて崖を削り今の形になったと小森は考えている。川が浸食する崖なので河に食に崖と書いて河食崖。一方で2017年の台風21号で大雨により土砂が流出する被害が発生。けが人はいなかったが土砂が道路を覆い住宅の敷地にも流れ込んだ。崖の一角に見えてきたのは谷。谷というのは周りに降った水が集まりやすく、土砂崩れが起きてさらにそれに水分、たくさん雨が降っていたのでそれが途中から土石流になってこの谷を流れ落ちた。川が作った崖は実は東京の住宅街にも隠れている。次に向かったのは都内の下町。23区の中央部や多摩の一部ではかつて大小さまざまな川が流れ崖ができた。その斜面は宅地化が進む中で固められ崖は見えにくくなっている。小森はこうした場所でも土砂災害は起こりうると指摘する。宅地防災に詳しい国士舘大学の橋本隆雄特任教授に崖を活用した宅地で注意すべき被害は何かを聞いた。橋本は崖を利用した宅地ではその上に盛り土をし擁壁で固めていることが多いと指摘。盛り土が水を多く含んだり擁壁が古かったりすると崩れる。斜面や擁壁に危険が迫っていないかチェックするポイントを聞いた。まずは擁壁にひび割れが起きていないか。また、草やこけが生えていないか。そして擁壁が膨らんでいないか。こうした状況が見られる場合は注意が必要だ。ハザードマップをぜひチェックしてみてほしい。
きょうの蔵出しセレクションは「あの人に会いたい」。京セラ元会長の稲盛和夫を紹介。
中谷文彦は「人間として何が正しいのか、そこが軸だったってのがよく分かる。従業員を思ってるっていうところが伝わるところが人間らしいという感じもした」などとコメントした。
さいたま市から中継。「見沼田んぼで“オトナの新名物”を味わえ」というミッションに挑戦中。ヒントが「約40種類ある」「英国の発酵食品」であることから、視聴者から「英国の発酵食品といえばマーマイトではないか」という投稿が寄せられた。まずは1つ目のヒントであるとうがらし畑で収穫をしているサカール祥子さんに収穫した唐辛子を見せてもらった。「レモンドロップ」「ハラペーニョ」「紫とうがらし」など、この畑で42種類のとうがらしを育てているという。2つ目のヒントである「英国の発酵食品」は5時台に紹介する。