2018年11月に鹿児島市で撮影された早朝6時30分頃の映像では、曇り空の下フワフワと茶色い何かが浮かんでいた。撮影者の外山雄大さんは「アジフライが空を飛んでいる」と話し、これは各種のメディアやSNSでも話題となっている有名な不思議映像であった。撮影した現場へ案内してもらうと仕事へ行く途中に異変を察し、急いでカメラの録画ボタンを押したという。“謎の浮遊物”の特徴は「平べったい形状」「シッポのような突起」「表面がケバケバ」で外山さんはこれらの特徴から謎の浮遊物=アジフライだと認識。映像解析のプロである相見薫氏に映像を見てもらい導き出した「あるもの」を浮かべてみると映像と一致していた。それは「ガスを入れたアルミの風船」のハート型のバルーンであり、ゴム製であればガスが抜けると小さくしぼむが平たい形を保っていたことからアルミ製だと指摘。そのガスを入れる突起部分がアジフライの尻尾のように見えた可能性が高いという。さらに表面のケバケバの正体は帯電したバルーンについたゴミの影響であった。少しガスを抜いたバルーンで検証すると限りなく近い映像が撮れた。また外山さんが撮影した現場周辺にはどこから来たかはわからないがハート型のバルーンを扱う場所がいくつもあったとのことで、検証結果は「ハート型のバルーン」となった。
