ことしは平年よりも台風の被害が大きくなるおそれがあるという。異常気象に詳しい三重大学大学院・立花義裕教授は「6月は普通日本に台風は来ない。ことしは今回も含めて毎月1個以上発生している。連続的に冬のころから発生しているというのは非常にめずらしい。これから起こるだろうと言われているスーパーエルニーニョが関係しているかもしれない」と話す。スーパーエルニーニョについて「エルニーニョはペルー沖の海面水温が平年より1℃くらい高い現象。それが異常に高くなる現象をスーパーエルニーニョという」と話した。赤道付近の太平洋の東側の海水温が平年よりも高くなり西側では低くなるエルニーニョ現象。日本では冷夏になることが多かったが、スーパーエルニーニョとなると太平洋全体の水温が上がり、どこで激しい雲が発生してもおかくしくない状態になる。水温が高いと水蒸気がいっぱい上がる。海面水温の上昇は雲が発達し持ち上がった空気が吹きおりて高気圧を強めるという。「高気圧が強まると偏西風が北へ北へとズレてしまう。台風というのは北に移動しながら偏西風に乗るとビュッと動く。高気圧が強いと偏西風が北へ行ってしまうのでゆっくり動く」と話す。おととし2024年に発生した台風10号は動きが遅く各地に記録的な大雨をもたらした。「海からエネルギーをたくさん得られる。ゆっくり動く。だからより発達する可能性がある。スーパーエルニーニョになると台風の危険性はより増すと思う」と話した。
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URL: http://www.kkb.co.jp/
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