元々伊江島には川がないことからお酒に使用するコメを作ることが出来なかったが、サトウキビからお酒を造ることができるとしてラム酒の製造が始まった。2011年に伊江島蒸溜所が島産のサトウキビを使ったラム酒製造を開始し、現在は年間2万本を生産している。世界に流通するラム酒の約9割がサトウキビから砂糖を精製する際にできる糖蜜を使用しているのに対し、伊江島蒸溜所ではサトウキビのジュースを丸々使用してラム酒を作っている。この製法をとることでサトウキビの風味や味わいをより深く感じることができるという。
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