- 出演者
- 小泉孝太郎 ヒロミ
おなじみのどっち派論争。夏休みの昼に食べるなら、小泉孝太郎は「冷やし中華」。ヒロミは「そうめん」。ヒロミによると「(ママが)作れる」とのこと。
高円寺で、あなたの神様を教えて下さいとインタビューした。沖縄でラジオパーソナリティをしている人に出会った。伊江島で塩をつくっている古堅さんを教えてくれた。釜で海水を蒸発させて塩を作るという。この塩は評判がいいとのこと。伊江島の中では知らない人はいない。スタッフは沖縄へ。伊江島は、沖縄本島の北西に浮かぶ島。広さは品川区と同じくらい。本部港からフェリーにのる。出港から5分で伊江島が見えてきた。30分で到着。伊江村の人口は4200人。昨年は9万人の観光客が来島した。島の中心には城山がある。塩の神の元へ。今の時期は塩づくりをしていないという。
伊江島の川平地区で取材をした。島らっきょうを作っている人に出会う。あなたの神様を教えて下さいと訊ねた。らっきょう作りをしている知念和幸さんだという。きれいならっきょうを作るという。土にこだわって、畑にこだわる名人だとのこと。島らっきょうは、疲労回復、便秘解消、血液サラサラにしてくれる。伊江島は土壌の水はけがいい。沖縄県の島らっきょうの70パーセントは伊江島産だ。県内一の出荷量を占める。さっそく知念和幸さんに会った。もともとは葉たばこ農家だったという。17年前から島らっきょうをつくりはじめた。いまでは年間で5-6トンを生産。深く植えないと長くならないという。島尻マージという赤土だ。水はけのいいところにらっきょうは育つ。コメができるところには育たないという。水はけがいいので深くまで植えても根腐 れしない。知念さんは、土質にこだわる。サトウキビを収穫した畑に植えたほうが、ベターだとのこと。サトウキビの枯れ葉があり、枯れ葉が土に混ざる。繊維質が土に入ることになる。土がフワフワし、堆肥で力がつく。サトウキビは沖縄の基幹作物で、紅芋、落花生に欠かせない作物だという。2年サトウキビを育てたあと、島らっきょうを作るという。島らっきょうがおいしいのは12月1月に収穫したものがおいしいという。夏は辛味がたち、冬は甘味が増す。9月から10月に植えて、3月に収穫のピークを迎える。伊江島では3月6日を島らっきょうの日としている。なぜ6日なのか。数字の6に似ているからだという。奥様がつけた島らっきょうの酢漬けをいただく。伊江島から島らっきょうの酢漬けが届いた。スタジオでいただく。シャキシャキ感があるという。
にしんすにのソーキそばを紹介した。作り方は2時間ゆでたソーキに泡盛、濃口醤油、伊江島産黒糖を入れ3時間煮込む。麺は名護産の細麺を使用。豚骨カツオ出汁をそそぐ。昆布と巨大ソーキを乗せて完成。にしんすには伊江島の方言で北の瀬という意味。調理は神1人で担当し朝6時~夜9時まで働く。県外からのリピーターも訪れる。モットーは「皆の笑顔を見るために」だという。
ピーナッツ黒糖は落花生とサトウキビを使用し作るお菓子。創業44年の伊江食品はピーナッツの選別・黒糖の煮詰め・袋詰めを全て手作業で行う。ピーナッツをコーヒー豆のように焙煎する。かちわりキャラメリゼは2023年おきなわ島ふ~どグランプリ+プラスに出品すると2つの賞を受賞した。ダブル受賞はこのふ~どグランプリで初めての快挙だった。
伊江食品社長の神様は夫・與那城梅義さん。22歳の時に沖縄チャンピオンとして全国理容競技大会に出場。部門はクラシカルバックスタイル。左右対称の形と美しい毛の流れには理容師に必要な能力が集約されている。3度沖縄王者に輝いた腕前は今なお健在で沖縄本島から伊江島へ訪れるお客さんも。散髪にやって来たお客さんをモデルに神のスゴ技を解説。カットする時、クシを右手から左手に持ち替えることが一般的だが、競技時間のある大会で培った神の技がクシを持ち替えずカット。接客後、外に出ると、樹齢100年ほどのガジュマルが。この木は上がデッキになっている。さらにリサイクルショップも。ハーレーダビッドソンのカスタムを紹介。どうにかバイクを売りたい神は視聴者に魅力を伝えるべく自らデモ走行した。
沖縄県伊江島であなたにとっての神様を聞くとラム酒との名が。そもそもラム酒の発祥は16世紀初頭。カリブ海に浮かぶ島々で作られ、海賊たちに愛されたと言われる。映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」のジャック・スパロウがこよなく愛した酒としても有名。原料はサトウキビ。カクテルのモヒートやラムレーズンにもラム酒が使われている。島民がおいしいと口を揃えるラム酒とは。スタッフは島の南東にある蒸留所に向かった。伊江島のラム酒「Ie Rum Santa Maria」。2019年・2023年に国産ラム酒の最高位に贈られるベストジャパニーズラムを受賞した。製造方法はサトウキビジュースを丸ごと使う世界的にも珍しい製法。
元々伊江島には川がないことからお酒に使用するコメを作ることが出来なかったが、サトウキビからお酒を造ることができるとしてラム酒の製造が始まった。2011年に伊江島蒸溜所が島産のサトウキビを使ったラム酒製造を開始し、現在は年間2万本を生産している。世界に流通するラム酒の約9割がサトウキビから砂糖を精製する際にできる糖蜜を使用しているのに対し、伊江島蒸溜所ではサトウキビのジュースを丸々使用してラム酒を作っている。この製法をとることでサトウキビの風味や味わいをより深く感じることができるという。
蒸溜所ではウイスキーの古樽にラム酒を入れて貯蔵していて、年間10%程度蒸発してしまうという。このため長期熟成が難しく、8年物をは60%以上が蒸発してしまっている。この蒸留所で作るラム酒 イエラムは新橋にあるバーミモザで味わえ、おすすめはモヒートだという。
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