3つのルートでつながる四国と本州。その総仕上げとしてつくられた来島海峡大橋には当時の日本の技術が詰め込まれていて、世界初の三連吊り橋だという。工事開始は1988年で、当初馬島でカーブする計画だったが、景観を守るため一直線に変更されたカギを握るのが海中に沈める主塔。建設に携わった鹿島建設の尾崎美伸さんは初めて現場に入った日に、海ではなく川かと思うほど潮の流れが速く、大変さを感じたという。潮の流れがゆるくなる限られた時間の中で地道に岩盤を削り、1993年1月に巨大なケーソン(海中基礎)を沈めた。
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