北海道・鹿追町にある鹿追焼の工房で来年の干支「たつ」の置物づくりが最盛期を迎えている。鹿追焼は50年余り前に鹿追町の工事現場で陶芸に適した良質な粘土が見つかったことがきっかけで始まった。町が運営する工房では毎年この時期に次の干支の置物を作っている。けさは1200℃を超える高温で17時間かけて焼き上げた大小40個の置物を2人の職人がひとつひとつ確認した。釉薬を使わず、黒やだいだい色などの風合いが醸し出されている。鹿追焼のたつの置物は100個限定の販売で、今月8日まで工房で電話予約を受け付けている。