今月横浜市で開幕した横浜トリエンナーレに合わせて、市内各地では様々なアートイベントが開かれている。約15年にわたって若手アーティストの育成に力を入れてきた街を取材した。黄金町にはアトリエそのものが作品になっている建物もあり、来場者も自由に見ることができる。寺島大介さんは5年前に黄金町のアート支援事業に応募しここで創作活動を始めた。当時からアトリエを絵で埋め尽くしたいと考え、描き続けてきた。黄金町エリアマネジメントセンター・山野真悟さんは「アーティストにとってもわれわれや地域の皆さんにとっても国際的な活動ができる窓口になれる場所にしていきたい」と話す。