アサギマダラは、大型のチョウで、春から夏にかけて北上し、秋には南下して渡り鳥のように長い距離を移動することから、旅するチョウとして知られている。今月中旬から、奄美大島への飛来が確認されるようになり、きのうは、龍郷小学校の児童8人が学校近くの峠道で調査を行った。アサギマダラは、全国各地の愛好家などが羽に印をつけて移動ルートを調べていることから、児童たちは、網でチョウを捕まえると、フェルトペンで羽に日付や場所などを書き込み、再び放していた。25匹を捕獲した。学校によると、過去には、約1200キロ離れた群馬県などでマーキングされたアサギマダラを捕獲したこともあったという。
