渡り鳥のように長い距離を移動することから「旅するチョウ」として知られるアサギマダラが奄美大島に飛来する季節を迎え、きょうは龍郷小学校の児童7人が学校の近くの林道で調査を行った。アサギマダラは、全国各地の研究者や愛好家が羽に印をつけて移動ルートを調べていることから、児童たちは網でチョウを捕まえるとフェルトペンで羽に日付や場所、自分の名前などを書き込んで再び放していた。きょうは10匹以上のアサギマダラを捕獲し、小学校によると3年ほど前には1200キロ以上離れた群馬県でマーキングされたアサギマダラを龍郷町で捕獲したこともあったという。