カプセルトイ専門店シープラ。札幌の900メートルの商店街には5店舗もある。シープラは業界最大手のバンダイナムコに迫る200店舗近く。展開するのが帯広に本社を置くトーシン。コロナ禍で空いた商業施設に積極的に出店し店舗数の増加とともに急成長。北海道以外の売り上げが9割。出店場所の選択にはあるこだわりがある、それが店の前の通行量。もう一つのこだわりはローカライズ。地元にこだわった限定商品を開発している。地元企業と組んだ限定商品の開発など、企画力で大手に立ち向かう。東京・渋谷・渋谷センター街店。ここが企画力で差別化する拠点になっている。ここの人気商品がスクランブル交差点到達証明書でシープラが一から企画した商品。渋谷で試作品を開発し、試験販売。評判が良ければ量産化している。権利費用などがかからないオリジナル商品は利益率が高く今後の収益の柱になる。現在は2%程度だが、今後5年で10%まで引き上げたい考え。ローカルビジネスサテライトは日経電子版で見ることができる。
住所: 東京都渋谷区宇田川町21-8