きのうの試合前に行われた始球式でキャッチャーを務めた大谷翔平選手。注目は背番号。いつもの「17」ではなく「42」をつけていた。その理由はかつてドジャースで「42」を背負い活躍した、近代メジャーリーグ初の黒人選手、ジャッキー・ロビンソンさんを讃える「ジャッキー・ロビンソンデー」だったため。メジャー全30球団がその背番号を背負って試合に臨んだ中、大谷選手はさらにファンを喜ばせることをしていた。まずは自身がアンバサダーを務めるファッションブランドのジャケットに白のキャップをかぶった球場入りの姿。そしてドジャースの共同オーナーでバスケットボール・NBAのレジェンド、マジック・ジョンソンさんとのツーショット写真。身長1メートル93センチの大谷選手と2メートル6センチのジョンソンさん。体格もスケールもビッグな共演を見せてくれた大谷選手。試合には2番・指名打者でスタメン出場。第1打席でライト前ヒットを放つと6回の第3打席にはサードゴロだったが大谷選手のバットにキャッチャーのミットが当たっており、打撃妨害で出塁。するとすかさず2塁への盗塁を試み楽々セーフ。今シーズン3つ目の盗塁を成功させる。さらに日本人選手単独トップに立つメジャー通算176号アーチの期待がかかる第4打席。記録更新とはならなかったが、1安打1盗塁で15試合連続出塁の大谷選手。きょうの試合前にはロックバンドX JAPANのYOSHIKIさんがアメリカ国家をピアノ演奏する予定。