- 出演者
- 広内仁 斉田季実治 佐藤真莉子 星麻琴 吉岡真央 畠山衣美 矢崎智之 菅谷鈴夏
オープニング映像が流れた。
「エスカレーター 80代女性 死亡」などのラインナップを伝えた。
都知事選をめぐっては、きょう小池知事も出馬を表明している。2期8年という期間の間に新型コロナとの戦いや東京大会など歴史に残る都政に全身全霊をかけて取り組み続けたと振り返った小池知事は、少子高齢化や自然災害、女性活躍やデジタル化などが課題と言及し無所属での立候補となる方針。民法のニュースキャスターを経て1992年の参院選で日本新党から立候補して当選すると、舛添前知事の辞職に伴う2016年の都知事選で当選した。また、立憲民主党の蓮舫参院議員は幅広い支持を得るためとして、きょう離党届を提出していて、来週はじめにも公約を発表するとしている。自民党・公明党と都民ファーストの会は小池氏を支援する方針で、立憲民主党と共産党・社民党は蓮舫氏を支援する方針。日本維新の会は党員の判断に委ねるとする形となっている。また、他の有力候補は安芸高田市元市長の石丸伸二氏、元衆院議員の小林興起氏、タレントの清水国明氏、元航空幕僚長の田母神俊雄氏らとなっていて、すでに40人以上が立候補の意向を示している。選挙戦では出生率が0.99となる中での少子化政策や、明治神宮外苑再開発が焦点となると見られる。東京都知事選の告示は今月20日、投票は来月7日となっている。
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小池知事がきょうを立候補のタイミングとして選択した理由には現職としての公務を終えてから出馬宣言をする狙いがあったと見られる。先月下旬に表明する事も検討されていたが、他の候補の動向の様子を見る形となった。政党の色を抑えながらの選挙戦を進めるものと見られ、自民党は都知事選と同日に行われる8つの都議会議員補欠選挙に向けての戦略が求められているが、小池氏側は政治とカネ問題の逆風を懸念して推薦を求めていない。蓮舫氏も離党届を提出したが、立民側は国政の与野党対決に近いと支援を行う方針。候補者が50人規模となることについて、専門家の白鳥浩氏はSNSの普及などで意見を発信したい人が増えたことで立候補の心理的ハードルが下がっているのではないかと推測し、知名度を上げて動画などの閲覧数を増やしたい側面もあるのではないかと指摘している。4月には東京15区補欠選挙が行われたが、ここでは妨害事件も発生していた。自民党は補欠選挙や静岡県知事選で敗北が続く中できっかけを掴みたい立場であり、立憲民主党側は政治とカネの問題を争点に東京で弾みをつけたい立場となっている。
コメが今、値上がりしている。JAグループなどが、卸売り業者に販売したコメの価格は、去年と比べて約12%高くなっている。東京・中野区にあるコメの販売店で、扱ってきたコメの中には、仕入れ価格が3割ほど上昇したものも。値段が上がった銘柄は店頭に並べず、販売する種類を限定することで対応している。さらに懸念しているのが、夏の高温障害などの気候の影響でコメの品質が下がっていること。コメの価格上昇で、コメを使った商品の値上げに踏み切る動きも出ている。東京・文京区のおにぎり専門店では、来週からの販売価格を、1個当たり20円〜30円ほど値上げすることを決めた。きょう農林水産省が開いたコメの需給状況に関する意見交換会では卸売り業者から去年の猛暑の影響でコメの品質が低下したことから、流通量が比較的少なく、特に低価格帯のコメは不足気味となっていること。一方で、インバウンドの効果もあって、外食向けの販売が好調で需要が伸びていることも報告された。流通量が減っていることが、価格の上昇につながっている。JAグループなどの出荷業者が卸売り業者に販売した「コメの相対取引価格」によると去年産のコメは、ことし4月の時点で、60キロ当たり1万5526円。前の年の同じ月より1600円余り、率にして12%高くなっている。さらに卸売業者の間での取り引きの中では、前の年の同じ時期に比べて90%以上値上がりしているものもあるという。学校給食にも影響が出ている。東京・葛飾区の中学校の栄養士・佐藤恵さんによるとことし4月に、前の年の1キログラム当たり380円から1割ほど値上がりして415円になった。追加で15円の値上げを求められ、5月には430円になった。今後、価格はどうなるのか。専門家はことしのコメの生育状況しだいだという。日本国際学園大学・荒幡克己教授は「平年通り(コメが)とれそうであれば相場は落ち着く方向に当然働く。盆明けから9月ごろにかけてことしのコメの状況がある程度見えてくる。そこで多少は変わると思う」と述べた。農林水産省は「流通量は減っているが、全国的に見れば在庫はひっ迫していないので、安心してほしい」と呼びかけている。
EU(ヨーロッパ連合)は12日、中国から輸入されるEV電気自動車について、中国政府からの補助金で価格が抑えられ、ヨーロッパの企業に損害を与えるおそれがあるとして、暫定的に38.1%の関税を上乗せする方針を発表。中国の当局との協議で、状況が改善しなければ、来月4日以降発動するとしている。中国外務省の報道官は、対抗措置を取ることを示唆した。
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- 中国中華人民共和国外交部
国会の動き。参議院で政治資金規正法の改正案の審議が続いているが、ここ数日雲行き怪しくなっている。焦点となっているのは、日本維新の会の動向。先週の衆議院の採決では、自民党の案に、公明党とともに賛成しただが、ここにきて「党首同士の約束が破られるなら信頼関係は地に落ちる」として、参議院では賛成しない可能性も示唆している。日本維新の会の役員会。日本維新の会・馬場代表は「旧文通費」、今の調査研究広報滞在費の使いみちの公開を巡る、自民党の姿勢について「夏休みの宿題じゃないので、“時間がないからできない”は通用しない」などと述べ批判した。先月、岸田総理大臣と党首会談を行い、衆議院では自民党案に賛成した日本維新の会。しかし、きょう馬場代表は「自民党がいい加減な行動や言動をするなら、参議院では法案の採決で違う対応を取ることもあり得る。政権政党としての力も、国民から疑われる」と牽制した。一方で野党からは、日本維新の会に対しても。国民民主党・玉木代表は「(自民党の修正案は)“ザル法”だと参議院の審議を通じ明らかになってきている。賛成した公明党や維新からも“問題だ”という声が上がっているが、ではなぜ賛成したのか」と述べた。G7サミットに向けて出発する岸田総理大臣は、維新からの批判について問われ「これ(旧“文通費”の使途公開)は公党の党首間の合意で、重たいもの。自民党として誠心誠意対応していく」などと述べた。
参議院特別委員会では、日本維新の会から政策活動費の透明性を確保するための制度設計を固める時期について、自民党に質問。日本維新の会・東徹氏は「「政策活動費」に関す瑠制度の具体的内容について、法施行日までに結論を出したうえで、同時に施行を目指すということ、ここぐらいは答えてほしい」などとただし、法案提出者・自民党・勝目康氏は「施行日を目指して早期に結論を得るのが望ましい」などと述べた。自民党と立憲民主党の国会対策委員長が会談。岸田総理大臣と野党党首による党首討論を、来週19日に行うことで合意した。党首討論の開催は3年ぶりで、岸田内閣としては初めて。自民党・御法川国対委員長代理は「政治とカネについては、大きな議論があった課題。各党いろいろ考え方があると思う。そういうことをぶつけてもらう」などと話した。立憲民主党・安住国対委員長は「この問題は解散総選挙無くして解決しない。今国会の最大のヤマ場に、党首討論をしたい」などと述べた。
3年ぶりの党首討論。党首討論と聞いて思い出すのは、2012年の11月14日。当時の野田総理大臣と自民党・安倍総裁の党首討論。当時、民主党政権がいつ解散に踏み切るか取材していたが、党首討論の場で表明し、政局が一気に動き出した。党首討論は、本会議の代表質問と違って、一問一答形式で、総理大臣からの逆質問もあり、より丁々発止のやり取りが期待されている。二大政党制の英国を参考に、日本でも取り入れられたが、全体で45分のため、正当の数が増えると1党当たりの質疑時間は短くなる。最近は「これでは議論が深まらない」と形骸化も指摘され、開催されなくなっていた。来週は参議院で政治資金規正法改正の審議が大詰め。党首討論、さらには野党から内閣不信任決議案が出るのか、与野党の攻防は今国会最後の大きなヤマ場を迎える。
東京・国立市の新築の分譲マンションは、引き渡し直前に、解体の方針が決まる異例の事態になった。事業者側は、富士山の眺望に関する検討が不足していたとしている。市はきょう、事業者に対し周辺住民に丁寧な対応を行うよう要請した。「グランドメゾン国立富士見通り」は来月、契約者に引き渡されることになっていたが、事業者の積水ハウスは今月上旬、事業の中止と解体を決定し市に届け出た。マンションが立地する通りは、富士山を望める場所だったが、建設後は富士山を遮る形になった。積水ハウスは問題が表面化して以降、初めて経緯などの説明文書をホームページで公表。これまでの対応について「計画当初より、富士山の富士見通りからの眺望に対して多くの声を頂き、十分な協議を重ねる中で2回にわたる設計変更を行い、地域に配慮した設計を目指した」と説明。その上で「完成が近づき、富士山の眺望に与える影響を再認識したとして、現況は景観に著しい影響があると言わざるをえず、本事業の中止を自主的に決定した」などとしている。この問題は、きょうの国立市議会でも取り上げられた。答弁で国立市・永見理夫市長は「積水ハウスに対し、住民に丁寧に対応するよう文書で要請した」と述べたうえで、「積水ハウスのやり方は非常に遺憾。建てる時にあれだけ指導した。周辺住民がどれだけ不安に思っているかも踏まえ指導した。急に廃止。再び解体工事に直面する。その影響は必ずある」などと述べた。
景観を巡っては、対応に動き出している自治体も。天守が国宝にも指定されている松江城。島根・松江市は天守から見える山のりょう線の眺めを妨げないとする眺望基準や周辺の建物の高さを制限する景観基準を設けている。松江市では、松江城周辺の景観を守ろうと基準を見直す動きが出ている。きっかけは、松江城の近くで進められている19階建てのマンションの建設。市の基準はクリアしたが、城下町の景観が損なわれるなどとして、一部の市民から反発が出た。市は、今後つくられる建物の高さの基準などを大幅に見直す必要があるとして、新たな検討委員会で議論していく考えを示している。松江市・上定市長は「松江らしい景観を保全し、創設していくことが必要。速やかに条例の改正等も進めていきたい」などと述べた。マンション建設にあたって課題となる、景観を巡る問題。専門家は「どこでも起こりうる問題だ」としたうえで、行政の対応の難しさを指摘。LIFULL HOME’S 総研・中山登志朗副所長は「規制を強化すれば、建築物を建てにくくできる。あまりに厳しい規制をすることで、地域の開発が滞ることになると地域の発展を妨げることにもつながりかねない」などと述べた上で、「開発する側が、言葉、説明を尽くして丁寧に根気よく対応していく。少子化、高齢化が進む中、人の奪い合いが行政単位で起きてくる可能性もある。住みやすい町を作ることで地域の発展を継続させることは非常に大切なプロセスになってくる」などと述べた。
米国の先月の消費者物価指数が発表され、前の年の同じ月と比べて3.3%の上昇となった。上昇率は2か月連続で前の月を下回った。FRB(連邦準備制度理事会)は、11日から2日間、金融政策を決める会合を開いている。FRB・パウエル議長が会合のあと開く会見で、インフレの現状や今後の利下げの方針について、どのような発言をするか注目される。外国為替市場では、消費者物価指数の発表を受けて円高が進み、円相場は一時1ドル156円台前半まで値上がりした。
ドジャース・大谷翔平選手が、昨シーズンワールドシリーズを制したレンジャーズと対戦し、豪快なホームランを打った。大谷はフォアボールで塁に出ると今季15個目の盗塁を決めた。大谷が5試合ぶりの16号ツーラン。大谷は「甘い球をしっかりといい形で打てた」とコメント。ドジャース15−2レンジャーズ。
ブルージェイズ対ブルワーズ。ブルージェイズ・菊池雄星5回を無失点に抑え、4勝目を挙げた。菊池は「良くない状態の価値ある1勝」と語った。ブルージェイズが3対0で勝利。
ナショナルズ対タイガース。タイガース・前田健太は、前回は右脇腹の違和感で僅か2球でマウンドを降りたが、中5日での先発。4回をヒット1本、1失点にまとめた。試合は5対4で敗れ、前田に勝ち負けはつかなかった。
大谷選手と菊池投手の高校の後輩で、スタンフォード大学に進学する佐々木麟太郎選手は、渡米後初の公式戦でホームランを打った。大リーグ入りが期待される有望な大学生などが参加するドラフトリーグで、佐々木は初出場の第2打席で早速ホームラン。
巨人対楽天。楽天は初回から打線がつながる。1アウトから3連続ヒットで2点を先制。2アウト2・3塁でフランコが3ランホームラン。援護をもらった先発の内はランナーを出しながらも粘りのピッチングで6回を2失点でまとめた。楽天が5対4で勝利。
ヤクルト対ソフトバンク。ソフトバンクは3回、ランナー1・3塁の場面で周東がタイムリーを放ち先制。先発は大津。4回に同点に追いつかれ、尚満塁のピンチ。鈴木にプロ初ヒットとなるタイムリーを打たれ、勝ち越しを許す。5回にはランナー2人を置いて村上との勝負。3ランを打たれ、突き放される。ソフトバンクは3対9で敗れた。
阪神対オリックス。オリックスの先発はエスピノーザ。序盤から変化球にキレがあり、阪神に得点を与えない。打線は4回、紅林がタイムリーでオリックスが先制。その後もタイムリー2ベースを放ちオリックスが4対0で勝利。