毎日新聞論説委員佐藤千矢子さん政治ジャーナリスト田崎史郎さんを紹介した。JNN世論調査「内閣支持率」で支持42.1%とあがった。「政党支持率」では自民党のみが28.2%でプラス、立憲民主党を国民民主党が上回った。11月29日所信表明演説で、石破総理は、「国政の大本について常時率直に意見をかわす慣行を作り各々の立場を明らかにしつつ、力を合わせるべきことについては相互に協力を惜しまず世界の進運に伍していくようにしなければならない」などとした。この発言のもとになったのは、石破総理が生まれた年に総理を務めていた石橋湛山元総理の演説だった。政治ジャーナリスト・田崎氏は「石破内閣が“短命”と言われる中でずいぶん勝負した印象、言わんとしていることは“与野党で合意形成しよう”ということ」佐藤氏は「言論重視の石橋湛山の政治姿勢への共感、湛山研究会の与野党議員への呼びかけの意味も」などとした。キーマン多数「石橋湛山研究会」とは政界で石橋湛山を再評価する動きが広がり没後50年にあたる2023年に超党派の研究会「石橋湛山研究会」が設立した。入会者約80人、石破総理のほか、第2次石破内閣の閣僚5人が入会。共同代表は、自民党・岩屋毅外務大臣、国民民主党・古川元久税調会長、立憲民主党・篠原孝元農林水産副大臣、また玉木雄一郎代表もいるということ。石破さんの変化について与党過半数割れという状況で野党との関係は「可能な限り幅広い合意形成」とし裏金事件についても「1人1人と向き合いルールを守る倫理観の確立」から「党派を超えて議論し年内に熱論を示す」などと変わっている。