20人の総合診療医を擁する千葉大学病院、問診は1人あたり最低2時間かけるという。この日10年以上“謎の症状”に悩まされている女性が来院。自身の症状を言語化しづらいのも悩みだというが、医師たちはカンファレンスを重ね多角的に原因を探る。精神的な原因を疑うが生坂医師は患者の問診票の“ある部分”に注目し、臓器そのものに問題がある「器質疾患」だと判断。謎の症状の正体は「ジストニア」と説明した。謎だった病に診断をつけることは治療への「第一歩」、患者への安心にもつながる。生坂医師はドラマをきっかけにこの分野を広く知ってほしいと話している。