きょう閣議の会見で、政府によると国内の財政事情を理由に2つの国が万博参加の辞退を表明したものの、新たにデンマーク・フィンランドなど9カ国が参加することに。万博に参加する国や地域は160となった。こうしたなか大阪市内では参加予定の国と地域の担当者を集めた国際参加者会議が開かれた。会議ではパビリオンの建設が遅れている各国に対し、万博協会が個別相談などに応じたが、参加者からは不安の声もあがった。特に課題となっているのがパビリオンの工事を担う建設業者とのマッチング。当初、60カ国が自前でパビリオンを建てる「タイプA方式」の出展を希望していたが、jこれまでに建設業者と契約を結んだのは24カ国にとどまっている。建設資材と人件費が高騰するなか、財政に不安を抱える国の撤退ドミノが懸念されている。