2023年11月14日放送 22:00 - 22:58 テレビ東京

ワールドビジネスサテライト
WBS

出演者
大江麻理子 田中瞳 滝田洋一 藤井由依 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

ニュースラインナップ

ニュースラインナップ。アメリカ消費者物価指数。外食企業「高価格」戦略。ラピダス アメリカで新拠点。

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ラピダス消費者物価指数
(ニュース)
独自 半導体「ラピダス」がアメリカ進出へ GAFAMなどとの交渉に密着

13日、サンフランシスコ空港に降り立った日本の半導体メーカー「ラピダス」の小池淳義社長はラピダスのアメリカ進出を決意。現在、北海道・千歳市で次世代半導体の生産拠点建設を進めている中、なぜ今アメリカに向かうのか?ラピダスがアメリカ西海岸で新たに拠点を構える背景にはシリコンバレーに本社を構えるGAFAM(グーグルやアップルなど)と呼ばれる巨大IT企業を顧客に見据えていることがある。拡大するAIに対応するためAI向け半導体製造を手掛けることも視野に入れている。サンフランシスコ中心部にあるホテルで小池社長が話しているのはアメリカの半導体大手ウエスタンデジタルのデービッド・ゲックラーCEO。AIチップメーカーNVIDIAのジェンスン・フアンCEO、アップル&マイクロソフトの副社長の姿も。日米AI半導体会合が開かれた。会議では企業の首脳からAIや半導体分野で日本やラピダスとの連携に前向きな姿勢が示された。NVIDIAは日本へのチップの供給を進めることを強調。ラピダスの狙いの一つにそのAIチップの受託製造がある。小池社長は「客が家に対して興味を持ってきてくれている。一緒になって進めていく真のパートナーをよく見極めながら展開していく、そういうフェーズに入った」と語った。

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歴史的な円安 飲食店で広がる”高級化”戦略

飲食店で広がる”高級化”戦略。築地場外市場に新たに登場した「築地 牛武」を手掛けるのはワタミ。ワタミが次なる一手として選んだ新業態、和牛串テイクアウト専門店。薩摩牛を塩とわさびでいただく。牛串1本3000円、ハンバーガー2000円など。インバウンド需要を後押ししている歴史的な円安。円相場はきのう1ドル一時151円90銭台をつけ年初来安値を更新。約33年ぶりの152円台目前。訪日客からは「お買い得」などの声。きのうの試験営業では約3時間で牛串100本売れた。目標の月2000万円の売り上げも難しくないと睨んでいる。高価格戦略をとるのは他にも。今多くの外食店舗でメニューの高級化が進んでいる。東京・銀座に9月にオープンした「和心とんかつ あんず はなれ」では1650円のランチを求める客で賑わう。この店ではインバウンド客が3~4割を占めるが更に5割に引き上げたいとしている。成田空港内に今年9月にオープンした「道頓堀 くり田」はお好み焼きチェーン「ぼてぢゅう」運営会社が経営、「元祖 お好み焼」1738円。この店では「ぼてぢゅう」より2割ほど高価格だが素材にこだわっている。

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インバウンドの”伸びしろ” 滝田キャスターの視点

インバウンド向けのメニューの高級化の動きについて滝田さんは「まだまだ伸びしろがあるとおもう。色んな国から観光・レジャー目的で日本にやってきた旅行者の一人1泊あたりの支出額で注目したいのはアメリカからの旅行客。飲食費・買い物費は最も低い。ドルに対し円安が進行してることを考えると日本が買い叩かれているかんじさえする。」などと述べた。

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インバウンドラーメン和牛串焼き築地(東京)
成城石井 本店リニューアル 新戦略のカギは”店内調理”

東京・世田谷区の成城石井本店。午前9時過ぎ、店の前には長い列ができていた。そのお目当ては愛知県産のうなぎや日本三大和牛のサーロインステーキセットなどオープンを記念し特価で売られている。リニューアルオープンで成城石井が打ち出すのが既存の路面店の強化。そのため生鮮売り場の品揃えと質を強化したという。さらにこの店舗には惣菜専門のキッチンが併設。店で仕入れた野菜やフルーツなどを使い店舗内で調理している。成城石井はこれまで全国に3つあるセントラルキッチンで惣菜などを一括調理し、全国の店舗に届けることに力を入れてきたがその方針を転換。路面店については店内での調理を強化し、高齢者などの中食需要に対応することで、売上のさらなる拡大を狙う戦略。成城石井がかかげる新たな戦略に至るまでには社内で攻防もあった。1か月前の成城石井本社の会議で打ち出されたのはリニューアルオープンに向けた方針。こだわったのは「温故知新」。長年の顧客を大事にしながらも新たな商品を売り出すという二正面戦略だ。しかしこれが社内の衝突を生む展開に。目玉となる店内調理の惣菜の新商品。試食した原社社長は昔の味が再現できていないとダメ出し。原社長は温故知新の「温故」が重要だとして成城本店を昔から利用する客に数十年前当時の味を再現して届けたいという。一方、惣菜の開発責任者である水野さんは「知新」、つまり新しさが大事だと主張。例えば肉団子について今の顧客に合わせた新しい味を提供したいという。しかし原社長はできればもっと当時の味に戻してほしいと言い、ほぼすべての商品が作り直しとなり水野さんは表情が凍りつく。リニューアルオープンのきょう、並ぶのは水野さんと原社長のぶつかり合いの中でできた惣菜。開店直後から次から次へと買われていく。

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海外パビリオン建設に遅れ 万博”撤退ドミノ”の懸念

きょう閣議の会見で、政府によると国内の財政事情を理由に2つの国が万博参加の辞退を表明したものの、新たにデンマーク・フィンランドなど9カ国が参加することに。万博に参加する国や地域は160となった。こうしたなか大阪市内では参加予定の国と地域の担当者を集めた国際参加者会議が開かれた。会議ではパビリオンの建設が遅れている各国に対し、万博協会が個別相談などに応じたが、参加者からは不安の声もあがった。特に課題となっているのがパビリオンの工事を担う建設業者とのマッチング。当初、60カ国が自前でパビリオンを建てる「タイプA方式」の出展を希望していたが、jこれまでに建設業者と契約を結んだのは24カ国にとどまっている。建設資材と人件費が高騰するなか、財政に不安を抱える国の撤退ドミノが懸念されている。

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2025年日本国際博覧会2025年日本国際博覧会協会大阪市(大阪)羽田浩二自見英子
Quick ニュース
IPEF 貿易は妥結せず 「多様な道筋の必要性訴えたい」

13日、サンフランシスコで日本やアメリカなど14カ国が参加するIPEF閣僚会合が始まり、「貿易」分野では妥結に至らず、協議継続を確認した。14日の会合では「クリーン経済」と「公正な経済」分野で妥結を目指す。

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インド太平洋経済枠組みサンフランシスコ(アメリカ)西村康稔
岸田総理 副大臣辞任を陳謝 公明・山口代表「引き締めて」

岸田総理は公明党の山口代表と会談し税金の滞納問題について財務副大臣辞任について迷惑をかけてもうしわけないと陳謝した。この事に対し、代表は「しっかり引き締めてやっていただきたい」と伝えたという。

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公明党国会議事堂山口那津男岸田文雄
栗山英樹氏ら5人が受賞 スーツオブ・ザ・イヤー2023

ビジネスや自分のフィールドで情熱をもってチャレンジし、時代を変えていく才能や志を持つ人を表彰する、「スーツ・オブ・ザ・イヤー」の授賞式が開催された。ビジネスやスポーツなど4部門で選出され、WBC日本代表監督の栗山英樹さんや、女優の広瀬アリスさんなど、各分野で活躍した5人が受賞した。

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スーツ・オブ・ザ・イヤー 2023ワールド・ベースボール・クラシック(2023年)広瀬アリス栗山英樹
(ニュース)
手話・音声が「見える」カフェ デジタル技術で円滑なやりとり

あす東京原宿に期間限定でオープンする「みるカフェ」。デジタル時術により音声を文字に変換し「見える化」を体験できる。さらに手話も見える化される。聴覚に傷害のあるスタップと客がコミニケーションをはかれるようになっている。2年後には耳の聞こえないアスリートの国際大会「東京2025デフリンピック」が日本で初めて開催される。デジタル技術の活用が期待される。

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みるカフェデフリンピック 東京大会原宿(東京)川俣郁美
トレンドたまご
no.5538 体力を見える化する技術

ファンケルが開発している時計型のデバイスは、手に装着すると自分にとっての適度な運動量など体力を見える化できる。デバイスと連動したスマートフォンの画面にリアルタイムで酸素濃度と脈拍数が表示される。有酸素から無酸素運動に切り替わる中強度と言われる運動速度がヒトの体に適度な負荷となり、最も効果的な運動効果が得られるのだという。この技術を開発したファンケルの阿部さんは元柔道選手でフィジーの代表監督も努めた経験がある。体力を見える化する技術は日本ではすでに特許を取得済みで、アメリカ・EUでも特許出願中とのこと。2024年度の実用化を目指している。  

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ファンケル総合研究所戸塚区(神奈川)横浜マラソン大会
テレ東60祭!ミュージックフェスティバル2023

テレ東60祭!ミュージックフェスティバル2023の番組宣伝。

(ニュース)
速報 市場予想を下回る アメリカ消費者物価↑3.2%

アメリカの10月の消費者物価指数が発表され1年前と比べると3.2%の上昇となり市場予想を下回った。また、アメリカのFRBが注視する食品とエネルギーを除いたコア指数も前月比でプラス0.2%と市場予想を下回っている。ガソリン価格が前月から5%マイナスに転じ全体を押し下げた。ただコア指数のうちサービス価格は0.3%のプラスでインフレの高止まりはまだ続いているとみられる。FRBのパウエル議長は9日、「物価を目標の2%まで引き下げるよう注力しているがそのスタンスを達成できたという自信はない1」「さらなる引き締めが適切となればためらわず行う」と発言しており、金融環境がやや緩和されていることから市場では“利上げが必要になる可能性もある”との声もある。こうした中、アメリカ政府は17日に今のつなぎ予算の期限を迎える。議会審議が難航した場合政府機関が一部閉鎖するリスクを抱えている。そうなれば経済指標の発表も遅れるためFRBの判断はさらに難しいものとなる。

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コア指数ジェローム・パウエルニューヨーク(アメリカ)消費者物価指数連邦公開市場委員会会合連邦準備制度理事会
マーケット最新情報

為替・金利・商品・株式先物の値動きを伝えた。

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アメリカ消費者物価で値動きは

滝田さんは注目は長期金利や為替・NY株式に注目だとし、4.5%を割っており、NY株式先物が大幅上昇、日経平均先物は足元で3万3000円に近づいていると伝え、これまで慎重なポジションをとっていた人たちが予想外のCPIの落ち着きでポジションを巻き戻しているのが現状だとし、今回のCPIの発表は市場によって“いい湯加減だと思う”などとのべた。

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アメリカサンクスギビングデー日経225先物取引消費者物価指数連邦公開市場委員会
科学者の意気込みを… 滝田キャスターの視点

関西万博について、箱物に集中しているといい日本から未来の技術など発信をする機会なのにと滝田キャスターらは話す。2019年にノーベル化学賞を受賞した吉野彰さんは技術を活用した環境問題解決を万博を場にしたいとはなしていたが試みが閉ざされることを心配すると、中身の議論の必要性をトークした。

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2025年日本国際博覧会ノーベル化学賞吉野彰
(エンディング)
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